関西支部発

東西交流幹事会に出席して

2024/01/15

 
同志社大学名誉教授・大阪公立大学客員教授、埋 橋 孝 文(関西支部顧問)
(関西支部通信第40号=23年10月号から転載)

標記交流幹事会に出席しました(2023年7月27日)。私が幹事だったのは1999年から2004年までの3期6年でしたので、実に20年ぶりの出席ということです。幹事会そのものは、幹事の自己紹介などもあり、和気あいあいとした感じで進行しました。

第一印象としては、本部幹事に以前よりも労働組合役員OBの方が増えてきたということでした。 関西支部は以前から今日に至るまで、新聞などのジャーナリストの層が薄く、「結果的に」労働組合OBの方の割合が高くなっていたのですが、本部幹事会でも同じような傾向がみられるのでしょうか。
第二に、自己紹介のなかで,会員になって間もないのに幹事に推薦され就任したという声が複数聞かれました。「人使いが荒いところ」ということで、笑いを誘っていました。しかし実は,人材難が原因であるということを夜の懇親会でお聞きし、これは東西に共通した深刻な課題だと認識した次第です。

この間、一会員として労ペンの活動を見ていましたが、やはり労働遺産の認定事業は社会的意義が大きく、運営には多大な労力を必要とするでしょうけど、その価値は十分にあると思われます。

それから、本部幹事会のなかでの関西支部のプレゼンスは、森田支部代表の献身的な活動や氏の見識の高さ、お人柄のおかげでこれまで以上に大きくなっていることを実感しました。本部には,予算などの問題はあるかと思いますが。引き続きズームの利・活用によって、関西の会員が本部主催のセミナーや各種催しに参加しやすくなるような方向での配慮をお願いしたく思います。
写真(写真Ⅰ、Ⅱ参照)は翌日見学した友愛会館、友愛労働歴史館で撮影したものです。

20240115a.png友愛労働歴史館

20240115b.jpg友愛会館入り口の銅像(左から、鈴木文治、松岡駒吉、金正米吉の各氏)

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