関西支部発

第27回労働経済トップセミナーが開催されます

2019年10月07日

 

労ペン会員でもある畑中清博さんが所長を務める「畑中労働経済研究所」が主催する 「労働経済トップセミナー」(労ペン関西支部など協賛)は今年で第27回目を迎えます。

日 時

11月28日(木)午後1時~5時30分まで

会 場

大阪市北区リーガロイヤルホテル

〖主な内容〗

(第1部)

  • 講演「世界大地殻変動でどうなる日本経済」、宮崎正弘氏(評論家・作家・拓大客員教授)
  • 同 「働き方改革法順守の過程と諸課題」、安西愈氏(弁護士・安西法律事務所所長)
  • 上記講演を受けてのパネルディスカッション

(第2部)

  • パーティー

第一部の講演のみの参加費は、10,000円。第二部のパーティーの参加費は5,000 円です。11月25日(月)までに、同研究所までお申し込みください。
電話番号:075-981-0236
ファックス:075-981-0926

詳細は、関西支部代表・森田定和さんまで
Eメール: and13096@nifty.com

労働経済トップセミナー.pdf

  

率直に意見交換、有意義な東西交流幹事会

2019年9月09日

 
山田計一代表

東西交流幹事会は初めての試みで、今後の活動の活性化につながると考え実施した。東京からは7人の参加にとどまったが、本部の考え方を対面で具体的に説明し、支部からは提案や組織運営上の注文がでた。率直な意見交換ができ有意義な会合だった。

関西支部は会員30人。毎年2月に定期総会を開き、会員向けの「支部通信」を年4回発行。11月に元支部代表で顧問の畑中清博さんが主宰するセミナーに参加するなど積極的な活動を展開されている。

その活動を支えているのが支部幹事会。固定的な事務所があるわけではないく、前向きな活動は森田代表はじめ幹事の方々の」自負心」に依るところが大きいように感じた。

支部会員には社会保険労務士や元労働基準監督官の方が多く、労働・職場環境の実情や労使関係の実務にかかわっており「現場の生」の話題が豊富であることを知った。本部にも、こうした会員がおられるので、アフター5などで話をうかがう努力が必要だと思った。

また、会員増加には「会員になれば、そんな催しにも参加できるのかと思わせる企画が必要」との声がでた。一方で「関西在住の新会員の推薦作業を本部でやられると困る。支部を通してほしい」ともっともな指摘もあった。

「昔、春闘のとき、労働記者が私のところにストの情勢取材にようきたもんやったけどなあ。いまは大阪には労働記者なんておらんようになった」。関西支部創設者で顧問の坂東慧さんはぼやかれた。「低迷している労働運動に『維新』の官公労へのプレッシャーが加わり、大阪は東京以上に労働が苦戦している」という印象を強くもった。

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東西交流幹事会に出席して

谷口勉幹事 元労働基準監督署長 社会保険労務士

今回、長年途切れていた東西交流会に参加させて頂き、本部役員の方から労ペンが抱える課題等について貴重な意見を拝聴できたこと、及び東西参加者での意見交換ができたことで大変有意義な会合でした。

特に今年2月開催の関西支部総会において、本部・植木事務局長から説明を受けていた労ペンの現状について、「半年後のフォローアップ」として報告があり、本部が大変難しい課題に積極的に取り組まれていることが印象に残りました。新しいコンセプトが「走る労ペン」と表明されているだけあって対応が早く、ついていけるか心配です。

意見交換の中で議論された、会員拡大については、やはり労ペンでないと行けない、労ペンでないと聞けないという興味の湧く視察・講演等を開催し、会員以外の者にも参加してもらうことによって労ペンの魅力を理解してもらうことだと思っています。そういう私も先輩に何度か誘われてオブザーバー参加しているうちに会員となりました。

多様な意見の持ち主が集まる労ペンの魅力を常にPRし、会員拡大に向けての努力が必要と感じました。

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東西交流幹事会所感

西澤昇治郎幹事 元全労生事務局長

労ペンの発展に向けた初の関西支部との東西交流幹事会(7月19~20日)に参加した。

内容は、両組織が抱える諸課題について認識を共有すると共に、その対応策など率直な意見交換を行う。また、人的交流・懇親や労働遺産の見学など多岐に及んだ。その中で、会員の増加、組織の活性化と若返りが議論の中心となった。ご承知の通り労ペンは2021年結成40年、関西支部は30年の節目を迎える。会員は各分野のエキスパートである。しかし、労ペン活動の現状は、その歴史や経験値を生かしているだろうか。点としての活動に止まっていないか。

近年の労働現場は激変し、従来の発想や仕組みでは、対処できないテーマや事例が山積しており、労ペン組織もその埒外ではない。

それだけに、①原点を大切に足元を固める、②幹事会を中心に組織機能を高める、③魅力ある全員参加型の企画と実践に努める。そして、会員と組織がより連携を強め、点から線へと活動の幅を広げることが求められているのではないか。関西支部の諸先輩との交流を通じその感を強くした次第である。

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東西交流幹事会に参加して

友井川紘一幹事 労働運動研究者 関西遼寧協会会長

大阪府立労働センターは、労組活動や国際経済労働研究所の関係で、何回か訪問したことはあるが、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)訪問は初めてだった。

最初に谷合館長から労働資料館の今日までの歴史や運営経過、そこに存在する苦労話をスライドを交え一時間にわたり話を聞いた。そこには労働運動の貴重な図書6万点や、新聞・雑誌2万点などの膨大な資料と、正規女性職員二人が年間予算2千万余円で格闘する厳しい現実が語られていた。労働運動のOBとしては、労組や労働団体等が、今一度知恵を出して考えてほしい課題ではないかと思い願っている。

労働資料館での見学の後、中之島剣先公園を両岸の歴史を聞きながら歩を進める。流石に暑い。左手に大阪産業振興の祖といわれる、五代友厚の銅像を望み、我が国労働運動の草分けの友愛会が多用したと言われる重要文化財「大阪市中央公会堂」を見学し、第一回東西交流幹事会の行事を終える。少しハードな感じではあったが交流だけでも意義があったと思っている。

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幹事会感想

保高睦美幹事 元読売新聞記者 弁護士

大阪はアツイ! 7月19日、記録的日照不足で梅雨寒の東京から大阪に着くと、蒸し暑さで汗が噴き出た。

東西交流幹事会の主たるテーマは現役の若手記者の勧誘策。何しろ、当会会員の平均年齢は75歳で、「危機的状況」なのだ。集まった東西幹事会の面々も平均年齢は高めだが、壮年の心意気で、「労」ペンが「老」ペンとなるのを防ぐべく熱い議論を交わした。新規会員獲得には、当会ならではの魅力的な催しでアピールする必要性を強く感じた。

翌20日は大阪産業労働資料館を谷合佳代子館長の案内で見学した。戦前の筆文字の団体交渉嘆願書から戦後のガリ版刷り機関紙、会議録まで分厚い原資料が多数収蔵されているが、未整理のものも多い。研究者には発掘しがいがある宝の山とみた。

その後、大阪の社会運動の中心地、中之島周辺を散策したが、参議院選挙投票日前日というのに、選挙カーの声はなく、選挙の熱気が感じられなかった。大阪選挙区の投票率は48%余りで過去3番目に低かった。選挙戦までアツイ!とは行かなかったようである。

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大阪市中央公会堂を見学する参加者(左が谷合 館長)
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東西交流幹事会を開催

2019年9月02日

 
会員拡大など活発な意見交換

7月19日(金)、20日(土)に大阪で19年日本労働ペンクラブ東西交流幹事会が開催されました。交流会の初日は14時20分から16時30分迄、大阪駅前の大阪市大文化交流センターで東京の幹事7名、関西支部の幹事他5名計12名が参加しました。

友井川紘一幹事の進行の下、関西支部代表による歓迎の挨拶の後、植木隆司事務局長から「日本労働ペンクラブは81年、関西支部は91年に設立されました。再来年の21年には、東京が創立40周年、関西支部が創立30周年の歴史的な年を迎えます。90年代には東西の交流がありましたが、11年の東日本大震災の募金以降、少ないようであります。これからまた再スタートして労ペンを活性化して行きましょう」との開会の言葉を受け、交流会が始まりました。

 参加者一同の自己紹介の後、京王線の事故で延着された、山田計一代表から「労ペンクラブは極めて珍しい組織で、一般紙・専門紙記者、組合OB、厚生労働省OB、専門職の方、研究者からなる労働問題へのそれぞれ関心の持ち方が異なる人々の集まりです。セミナー立案、対外的には労働関係団体の話を聞くなどの多様な活動をしていますが、まとめていくのは幹事会が機能するかにかかっています。東西の幹事会の交流は大変意義があります。会員がお互いに啓発しあいながら、少ない予算で活動、研鑽しています。財政的には苦しいところがあり東京では、対策を検討中です。関西の方の知恵をお貸し下さい」との挨拶がありました。

続いて、植木事務局長が1月の総会で確認した中長期課題である事務所移転問題(家賃月額10万円で年間予算の約半分を占める)のほか、13の短期課題を紹介。「会員の平均年齢が75歳になるなど、労ペンは、『危機的状況』との認識に立ち、会員にとり魅力ある、労働界にとり存在感のある組織を目標に活動中」と報告しました。

次に半年後の検討状況として、①システム管理の構築②ホームページ(HP)の刷新③入会金の減額④ヒヤリング講師の問題⑤会報200号と名刺広告⑥会員名簿19年版の作成⑦中長期の移転問題については7人委員会をつくり検討中――との経過報告がありました。

 続いて関西支部の活動として①定例総会を2月に開催、②同日に研修会(特別講演)の開催、③施設見学会、④支部通信を年4回発行、⑤畑中労働経済研究所セミナー参加――を紹介しました。

その後の意見交換では、会員拡大に関し、「記者が取材に来たいと思うようなことをする」「よい企画を考え、HPでヒットするようにする」「労ペンで面白いことをやっているから入りたいと思って貰う」等、貴重な発言がありました。最後に、友井川幹事が、今後も時々こういう機会を作り交流しましょうと述べ閉会しました。

(関西支部代表 森田定和)

●東京からは、山田代表、森下一乗代表代理、植木事務局長、西澤昇治郎・加藤昇・荻野登・保高睦美幹事の7名。大阪からは、板東慧支部顧問、森田代表、谷口勉・友井川紘一幹事、今村武司会計の5名が参加した(なお二日目の見学会には、関西支部から畑中清博元代表、藤木美能里会計監査が合流した)。

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二日目はエル・ライブラリーなどを見学

2019年9月02日

 

二日目は北浜東にあるエル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の見学と社会・労働運動の歴史を深く刻んだ場所を巡った。

同ライブラリーは、公益財団法人大阪社会運動協会が運営する労働専門図書館で、谷合佳代子館長によると、博物館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)の性格を兼ねたMLA融合型という点が大きな特徴だという。

同協会はこれまで9巻刊行している『大阪社会労働運動史』を編纂するために1978年設立され、関連史料を精力的に収集し、2000年からは大阪府の委託を受け、「大阪府労働情報総合プラザ」も運営してきた。

しかし、08年に就任した橋下徹府知事の財政改革によって同プラザは廃止され、協会への補助金もすべて打ち切られた。プラザが収集してきた約1万7千冊の蔵書と同協会所蔵の史料は廃棄の危機に直面したが、08年7月の閉館後、両組織を統合・継承するため、多くの個人、団体の支援により10月にエル・ライブラリーとして再スタートした。

開館に漕ぎつけるまでに、正職員や賃金の削減といった痛みは伴ったが、現在は労組・企業などからの寄付で毎年約2000万円の運営費を捻出し、市民ボランティアが運営を支えている。館長からは写真・ポスターなどの生の資料に基づく解説を受け、戦前からの社会・労働運動の息吹を感じた。

ライブラリー見学後は、大正10年に大阪で初めて開かれたメーデーの開催地(中之島公園)、開館100周年を迎えた大阪市中央公会堂(中之島公会堂)、大阪府立中之島図書館(住友家寄付)といった歴史に名を刻む場所を谷合館長の名解説のもと巡り、中之島界隈が大阪の社会運動のメッカだったことを体感する。

(荻野登)

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関西支部総会のご報告

2019年2月11日

 

交流、研究などに取り組む

2019年度の関西支部総会が、2月11日(月・祝日) 13時30分から神戸市勤労会館で15名の参加で開催され、植木隆司事務局長が本部を代表して熱い思いの挨拶をされました。

第1号議案「2018年度活動報告、会計報告及び監査報告」の承認、第2号議案「関西支部の役員改選」では、別記のとおり決定されました。

続く第3号議案「2019年度活動計画」に関し、例会等の開催、「支部通信」の発行、会員拡大などに加え、新たに先駆的な労働運動の歴史ある地を訪れる見学会の開催、本部と支部との交流、支部結成30周年に向け、今後の活動について会員ニーズを踏まえ、親睦、交流、相互研究に取り組む新年度事業計画が決定されました。

その後、研修会として森博行弁護士(連合大阪法曹団)に、「同一労働同一賃金、その問題点と影響について」と題し、ガイドラインの概要説明及び問題提起をして頂きました。その後の質疑応答、参加者によるディスカッションが2時間に及び大いに盛り上がりました。

労働契約法20条郵政西日本裁判弁護団長として活躍され、1月24日の大阪高裁判決を踏まえて最高裁に臨まれる森弁護士は、我が国における第一人者として、とてもわかり易くお話頂き、大変好評でした。

17時過ぎからは懇親会が開催され、板東慧顧問の支部結成当時のお話のご披露もあり、3時間に亘り会員相互の親睦が深められました。

(森田定和)

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