新連載、随想・「宮崎汎会員の『忘れ得ぬ労使の人々』」をスタートします!
日本生産本部で活躍された宮崎汎会員がその中で、触れあった「労使関係の人々」を随想にされています。日本労働ペンクラブ会員でも、ご存知なかったと思われるエピソードが満載されています。会員の皆様にとっても、「あの方」の一面を知っていただける好企画と存じます。どうぞお楽しみください。
戦争を考える
「人類には知恵がある。人間は英知で物事を処理していく道を選ぶことができる。闘争本能に負けてはいけない」―。太平洋戦争に敗れ、朝鮮半島北部から実兄と二人で引き揚げてきた体験を持つ、森下一乗会員(会計監事)は、戦争をしないこと、平和を守るために何が必要かを、HP「私の主張」(23年5月15日アップ)で考えています。1945年は、8月6日、同9日の広島・長崎への原爆投下、同15日の無条件降伏、さらに、同9日、中立条約を結んでいたソ連の参戦などがあり、戦後の平和日本の8月は戦争を考えるシーズンでもありました。昨年2月のロシアのウクライナ侵攻を契機に、日本政府は対ロシア、対中国との緊張を煽り、利用して、平和日本を「戦争ができる国」に変えているようにも見えます。森下さんの論文をスタート地点にして、会員の皆さまから「戦争を考える」ご投稿を求めます。「戦争」を切り口にして、ご寄稿をお願いしたところ、24年12月までに、計25編が寄せられました。これに、核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使 神奈川」の高校2年生・萩有沙さんの原稿を加え、冊子「戦後80年の今、戦争を考える」として、発行いたしましたので、ご報告させていただきます。
②「外交的努力で『戦わずして勝つ』政治を求める」森田定和関西支部代表の寄稿
⑤「広島、無言館、そして教皇の訪日に思うこと」楠本くに代会員の寄稿
⑥「戦争の足音」横舘 久宣(フリーランスエディター・ライター)の寄稿
⑧「「人間中心主義」で人と接し、若者にそれを伝えよう。」会員・長谷川真一(日本ILO協議会理事)の寄稿
⑨「歩兵第18連隊60年の歴史に想いを寄せて」前田充康会員の寄稿
⑫「一方的で偏った情報操作と軍国教育の恐さ実感」飯田康夫会員の寄稿
⑭「草の根の軍国主義」と「無責任の体系」谷田部 光一会員の寄稿
⑮「関わってきたNGO活動を通じて戦争を考える」幹事・澤田和男(アジア連帯委員会会長)の寄稿
⑯「武力(軍事)で平和は築けない ――私の戦争観――」馬場義雄会員の寄稿
⑲「戦争回避のための世界的ガバナンスの確立・強化を」平野文彦会員の寄稿
㉑「ウクライナ戦争と労働組合インターナショナリズム」鈴木則之会員の寄稿
㉒「平和を実現する民意の結集に向けて、労働組合は先頭に立て!」西澤昇治郎代表代理の寄稿
㉓「労働関係者のクロスボーダーな信頼関係の構築による平和への貢献を」勝田智明幹事の寄稿