関西支部発

第3回東西交流幹事会に参加して

2025/12/01

 
(関西支部通信第46号=25年10月号より転載)

関西支部幹事 小野山真由美 

東西交流幹事会2日目で訪れた愛染病院の歴史は、大変興味深いものでした。石井十次先生の思いが今も引き継がれていることに大変感銘をうけました。

ここで働く人は、教育として石井十次先生役を松平健さんが演じる映画を見るそうです。本よりもこういった映画でスピリットを感じることができることが今も脈々と流れる隣人愛の精神なのではと感じました。この地を選んだ理由、石井先生の精神を大原孫三郎先生が受け継がれる。保育園には外国籍の子も多く集う。通訳は自前だそうです。この大阪の地に響く多国籍言語と子供の声は石井先生にどう届いているのでしょうか。

午後は、真田幸村が大坂の陣で本陣を構えた茶臼山近くの統国寺へ。和尚様の話は軽快かつ壮大。人間社会で最も大事なのは「和」。意見は違っていて当たり前、違っていてありがとう。相手を認めるのが「和」であることを古代の半島との歴史から大坂の陣、そして明治維新に至るまでを一気に話していかれました。和尚様の話は「和」の追求であり、歴史と説法が絶妙に織りなされていました。外には美しい蓮の花と澄み渡る青い夏空。映画の一シーンのような心地よいひとときを過ごすことができました。

東西交流幹事会という場が大阪の発見につながりました。それにしてもこの日は暑かったです。

関西支部幹事 小野 順子

前回(2023年7月23日~24日)、東京で開催された東西交流幹事会がとても楽しかったので、今回も東京の皆様にお会いできるのを楽しみにしていました。前回は、初めてお会いする方々ばかりでとても緊張したのを覚えていますが、あれから2年の間に、東京の方々ともお会いする機会が増えましたので、今年はリラックスした雰囲気で意見交換をすることができたように思います。やはり直接お会いするというのは大事だなと思いました。

東京の活動を伺ったところ、2025年度は組織の総点検を行うこととし、これまで委員会を7回開催されたということでした。今やどこの団体でも会員の減少や高齢化は共通した課題です。日本全体が、社会活動、プロボノ活動をしなくなっていると痛感しています。スマホの中をのぞいて世界とつながっていると安心している人達、ネットに書き込みをすることで社会参加している気になっている人達が増えています。組織拡大に苦慮している団体が多い中で、お忙しい中、7回も会議を開かれて真摯に検討を重ねておられる東京の皆様に敬意を表します。

また、日本労働ペンクラブのホームページのアクセス数が飛躍的に伸びているというお話には感嘆いたしました。労働遺産認定事業がその起爆剤ではないかという植木代表のお話でした。私も今年度から労働遺産認定委員会に入れていただいていますが、全国の労働遺産を、現地に出向いて調査し、緻密な資料を作成して検討を重ねておられる会員各位のご尽力を目の当たりにして、こういった様々な活動が組織を支えているのだなと実感している次第です。 会議後の労働遺産見学会については他の方の原稿に譲ります。とにかく暑い中、重い荷物をもってお付き合いくださった東京の皆様、ありがとうございました。

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