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小島正剛、師岡武男2会員が著書を出版、熊谷謙一会員が改訂版を発刊しました

2021/03/15

 

この2月、小島正剛、師岡武男2会員が著書を出版、熊谷謙一会員が改訂版を発刊しました。ぜひ、ご一読されてはいかがでしょうか(事務局)。

小島正剛会員の著書は、「グローバル連帯 落穂ひろい ―現在と過去の対話」で、今年2月26日、コンポーズユニから発刊されました。 師岡武男会員の著書は、「『対案力』養成講座 新自由主義を論破する経済政策」で、今年2月25日、言視社から発刊されました。 熊谷謙一会員の新著書は、2015年に発刊し、労ペン賞を受賞した「アジアの労使関係と労働法」の改訂増補版で、今年2月19日、日本生産性本部から発刊されました。

各書について、前書きなどから引用し、紹介します。

  • 〖グローバル連帯 落穂ひろい〗
    ・小島会員の「まえがき」によれば、国際金属労連(IMF)で活躍された著者が、過去40年にわたって、金属労協の機関誌「JCM」の「ワールドナウ」などに寄稿した報告、エッセー、小論などを中心にまとめたもの。国際労働運動の動向を即座に伝え、職場の人々に国際問題に関心をもってもらうことが目的だったそうです。「世界情勢は自国優先主義やパンデミックの発生でカオスにあり、だからこそグローバルな運動の神髄はさらに発揮されなけばならない」として、「これまでの多様なグローバル連帯の現場、諸国の実情の一端なりとも垣間見ていただければ幸い」と力強く語りかけています。
  • 〖対案力 養成講座〗
    ・師岡会員の著書の帯には、「もう黙っていられない! 戦後を見つづけてきた超ベテランのジャーナリストが声をあげた」とあります。「まえがき」によれば、元共同通信記者の著者は1926年生まれ、現在94歳の「現役記者」ですが、「この20年余りの日本経済はデフレと低成長で、実質賃金は下がり続け、貧困化とともに、貧富の格差が拡大している」との現状認識に立ち、「このままではいけない、黙っているわけにいかない!」と、日本経済立て直しの方法(対案力)をコラムにして、お住まいの東京・西東京市の地域報道サイト「ひばりタイムス」の「百音風発」に連載したものをベースにしています。
  • 〖アジアの労使関係と労働法〗(改訂増補版)
    ・熊谷会員の「はじめに」によれば、これまでにない経済発展が続くアジア各国の労使関係、労働法制について、連合や国際労働財団で長年、活躍されてきた著者が、現地(西アジアを除く19か国)での経験と調査を踏まえ、歩み、展開、最新の状況をまとめたもの。「背景にある歴史や文化」「日系企業関係者との意見交換」「各国の労働法制を横に展開」などの注目点もあります。2015年8月に発刊した初版は、「中央労働時報」に2013年から連載された内容がベース(労ペン賞受賞)ですが、5年を経て、各国の内容を更新されました。著者は「初版では及ばなかったスリランカ、パキスタン、ラオスに、合わせて極東ロシアについても書き起こした」ということで、ボリュームアップしています。

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