国際交流

韓国訪問団報告会を開催

2025/10/27

 
(会報225号=25年9月25日号より転載)

2025年7月7日、日本ILO協議会と労働ペンクラブの会員約30名が参加して韓国訪問団の報告会が開催されました。

報告会は西澤団長の「今回の訪問団の派遣は日本ILO協議会と労働ペンクラブがそれぞれの活動として実施してきた海外派遣が費用の大幅な上昇や会員の高齢化等の要因により従来の延長線上での実施は極めて困難との認識の下にトライアルベースで実施したものです。」との挨拶で始まりました。

最初に、ILO協議会の和田さんからスライドを使用して訪問先と日程の詳しい説明がありました。

次に、労ペンクラブの会員の長谷川さんから韓国の外国人労働者受け入れ政策について次のような説明がありました。

「韓国政府は2003年に『雇用許可制度』を導入しましたがこの制度の主な特徴は政府等公的機関のみが労働者の送り出し、受け入れに直接関与するという点であり、韓国政府は送り出し国政府と二国間協定を結んで、全体を管理しています。公的機関が労働者の送り出しから受け入れまでの選抜、採用、事前研修のプロセスに直接関与しているため、ブローカーを排除し仲介斡旋費用が発生しない点が評価されています。」とのことでした。

このような制度の中で各訪問先が果たしている役割や活動内容、訪問団と訪問先とのやり取り等を説明していただきました。そして最後に「アジア全体の少子高齢化を考えるとこれからの時代は日本と韓国が外国人労働者に選ばれる国になる競争の時代になることが予想されます。外国人労働者問題がますます重要性を増していくことになるでしょう。」と締めくくられました。

次に訪問団のコーディネーター・通訳をしていただいた呉さんから「インドネシアとベトナムから来た技能実習生の研修会での彼らとの会話から技能実習生は韓国と日本を①賃金、②文化、③言語の習得のしやすさの観点から比較している。」との話題提供がありました。

その後、韓国訪問団に参加した方々からも活動を通じて知ったこと、感じたこと等について発言があり、報告会は終了しました。

報告会の後は、近くの居酒屋で懇親会が開かれ、今年はもう無理でも来年こそはまた労ペンクラブの視察旅行に行きたいという話で盛り上がりました。(福島康志)

  
 

過去記事一覧

PAGE
TOP