国際交流

中華民国・台湾視察団帰国報告会開催 ―国際交流担当の最近の動き

2024/06/10

 
(会報220号=24年5月25日付から転載)

最近の国際交流担当の動きを報告させていただきたいと思います。「中華民国・台湾視察団報告書」が完成したことに合わせ3月6日(水)にちよだプラットフォームスクウェアで視察団の帰国報告会を開催いたしました。視察団13人のうちどうしても業務の都合で参加できなかった1人を除き12人が参加いたしました。視察団に参加しなかった4人の方の参加がありました。

報告会は西澤さんの団長報告で始まりました。西澤団長は「日本台湾交流協会台北事務所や台湾政府機関、NGO、使用者団体、労働組合、日本企業の事業所からいろいろな問題について説明を受け、意見交換をした。その中で、朝日新聞の特派員からはマスメディアから見た台湾社会について説明を受け、現在の台湾の姿を多面的に知ることができた。これら一連の訪問・交流や街中での体験を通じて台湾の人々の日本への好感度が高いことを感じた。台湾の人々の思いに応えるためには、私たちが台湾の歴史と日台関係を正しく理解し、草の根交流活動を積極的に進める必要がある」と述べました。

その後、参加者一人ひとりが台湾視察団に参加した感想を述べました。帰国報告会の後、参加者の懇親会も行い、参加者の懇親を一層深めました。

この帰国報告会の開催により、2023年度の国際交流事業に一区切りがついたことから、2024年度の事業の準備を開始することとしました。

最初に会員の方々の交際交流視察団への参加意向を聞くため、訪問国に関するアンケートを実施しました。アンケート調査は諸外国のインフレの進展や円安の影響により訪問費用が大幅に高騰していることから相対的に安価に訪問できる韓国、フィリピン、マレーシアの3か国に絞って実施しました。アンケート調査の結果は次のようになりました。

参加したい 参加を検討したい 合計
韓国 2名 9名 11名
フィリピン 2名 10名 12名
マレーシア 4名 7名 11名

このような中、日本ILO協議会から単独での国際交流事業の実施は容易ではないので、労働ペンクラブと連携・協力して実施できないかとの申し出がありました。

労ペンとしても、アンケート調査の結果は参加を検討したいという回答を含めても10名程度にしかならないことから、幹事会の了解のもと、2024年度についてはトライアルの位置づけで、日本ILO協議会と共同実施という方向で検討を進めたいと考えています。

(担当幹事・福島康志)

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