総会

2018年総会

2019/02/08

 

財政の維持が最重要課題

日本労働ペンクラブの2018年度定時総会が1月9日、束京内幸町の日本記者クラブで開かれた。物故会員3氏への黙とうで冥福を祈った後、 稲葉康生代表があいさつ。「2017年度は私の印象ではかなり活発に活動した年だったと思う。2018年度もよい企 画を立て、みんなで勉強していきたい」と述べ、併せて昨年度の具体的な活動について順次、報告を行った。

次いで、冨田修事務局次長より決算報告があり、中川隆生会計監事が監査報告を行った。収入・支出ともに適正に運営処理されているとして拍手で承認されたが、中川氏はとくに補足して、「但し労ペン賞費や国際活動費が使われなかったという偶々の要素によって赤字を免れたに過ぎず、他方で会費未納者14名による収入減という状況がある。健全財政を維持するためにも、未納者への督促とともに、新規加入者の獲得に皆さんの協力をお願いしたい」と訴えた。森田定和関西支部代表からは関西支部(12月末で29名)の活動状況の報告を受けた。

続いて18年度の活動計画が麻生英明事務局長から、予算案が冨田次長からそれぞれ提案があり、いずれも拍手で承認された。

最後に、日本労働ペンクラブ賞の審査状況について久谷與四郎選考委員長より、著作2点、雑誌論文、非公刊の報告書の計4点の応募があったが、選考基準に照らし慎重な審査をおこなった結果、今回は該当作なしとしたとの報告があった。2年続いて該当作なしとなったことから「会員の奮起を期待する」との指摘もあった。

(編集部)

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