関西支部発

東西交流幹事会を開催

2019/09/02

 
会員拡大など活発な意見交換

7月19日(金)、20日(土)に大阪で19年日本労働ペンクラブ東西交流幹事会が開催されました。交流会の初日は14時20分から16時30分迄、大阪駅前の大阪市大文化交流センターで東京の幹事7名、関西支部の幹事他5名計12名が参加しました。

友井川紘一幹事の進行の下、関西支部代表による歓迎の挨拶の後、植木隆司事務局長から「日本労働ペンクラブは81年、関西支部は91年に設立されました。再来年の21年には、東京が創立40周年、関西支部が創立30周年の歴史的な年を迎えます。90年代には東西の交流がありましたが、11年の東日本大震災の募金以降、少ないようであります。これからまた再スタートして労ペンを活性化して行きましょう」との開会の言葉を受け、交流会が始まりました。

 参加者一同の自己紹介の後、京王線の事故で延着された、山田計一代表から「労ペンクラブは極めて珍しい組織で、一般紙・専門紙記者、組合OB、厚生労働省OB、専門職の方、研究者からなる労働問題へのそれぞれ関心の持ち方が異なる人々の集まりです。セミナー立案、対外的には労働関係団体の話を聞くなどの多様な活動をしていますが、まとめていくのは幹事会が機能するかにかかっています。東西の幹事会の交流は大変意義があります。会員がお互いに啓発しあいながら、少ない予算で活動、研鑽しています。財政的には苦しいところがあり東京では、対策を検討中です。関西の方の知恵をお貸し下さい」との挨拶がありました。

続いて、植木事務局長が1月の総会で確認した中長期課題である事務所移転問題(家賃月額10万円で年間予算の約半分を占める)のほか、13の短期課題を紹介。「会員の平均年齢が75歳になるなど、労ペンは、『危機的状況』との認識に立ち、会員にとり魅力ある、労働界にとり存在感のある組織を目標に活動中」と報告しました。

次に半年後の検討状況として、①システム管理の構築②ホームページ(HP)の刷新③入会金の減額④ヒヤリング講師の問題⑤会報200号と名刺広告⑥会員名簿19年版の作成⑦中長期の移転問題については7人委員会をつくり検討中――との経過報告がありました。

 続いて関西支部の活動として①定例総会を2月に開催、②同日に研修会(特別講演)の開催、③施設見学会、④支部通信を年4回発行、⑤畑中労働経済研究所セミナー参加――を紹介しました。

その後の意見交換では、会員拡大に関し、「記者が取材に来たいと思うようなことをする」「よい企画を考え、HPでヒットするようにする」「労ペンで面白いことをやっているから入りたいと思って貰う」等、貴重な発言がありました。最後に、友井川幹事が、今後も時々こういう機会を作り交流しましょうと述べ閉会しました。

(関西支部代表 森田定和)

●東京からは、山田代表、森下一乗代表代理、植木事務局長、西澤昇治郎・加藤昇・荻野登・保高睦美幹事の7名。大阪からは、板東慧支部顧問、森田代表、谷口勉・友井川紘一幹事、今村武司会計の5名が参加した(なお二日目の見学会には、関西支部から畑中清博元代表、藤木美能里会計監査が合流した)。

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