関西支部発

白毫寺の「新丹波七福神霊場」の「布袋尊(七福神)」

2024/07/01

 
(関西支部通信第42号=24年6月号から転載、巻頭言)

写真は丹波市の白毫寺の中にある「新丹波七福神霊場」にお祀りされている「布袋尊(七福神)」です。白毫寺は慶雲2年(705年)、法道仙人により開基されたそうです。丹波屈指の古刹(こさつ)と言われている白毫寺には「布袋尊(七福神)」とともに、大日如来、薬師如来、不動明王などの仏様があり、人間界と仏の世界を結ぶといわれる「太鼓橋」があります。「太鼓橋」は人間界と仏の世界を結ぶといわれるだけあって非常に急勾配で仏の世界はこちらからは見えず、登ってあちらへ行くこともできず、でも登ってあちら側を見てみたいと思わせる不思議な「橋」でした。他にも、「鬼がちかづくことすらできない」と言い伝えのある藤棚も圧巻でした。私は神学や宗教に詳しくありませんが、神様と仏様が違和感なく共存する日本のアイデンティティというものを改めて勉強してみたいような気持になりました。こじつけかもしれませんが、人事や労務に関しても、欧米の考え方を鵜呑みにするのではなく、何が一番日本にとって公正なのかゴールとして、いろいろな知識をまだまだ得ていきたいと思いました。

(梅谷幸弘)

20240701a.jpg「布袋尊(七福神)」

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