関西支部発

巻頭言

2025/08/04

 
(関西支部通信第45号=25年6月号より転載)

世界遺産である春日大社は1300年程前に日本を護るために最も力のある神様が集まり創建されたと言われています。

先日、奈良市の春日大社を訪れる機会がありました。当日はあいにくの雨で、雨天の日を残念に思われる方が少なくないと思いますが、昔の人は数日雨が降らないだけで作物が育たないのではないかという恐怖を覚えたため、雨は「有難い」存在でした。ここから龍神信仰が生まれたのです、というお話しを聴かせていただき、なるほど、と思いました。

地球は水の惑星であり、生命は水から生まれたということを再認識することができ、今、生きていることに改めて感謝しなければならないと感じるとともに、私たち人間は何者かによって生かされている存在であるからこそ、自他の尊厳を尊重しなければならないことの再確認にもなりました。

さて、人間の尊厳と強くかかわっている労働の尊厳に対し影響を及ぼし得る「労働者性判断」に関する議論が始まります。「労働とは何か」を改めて問い直し、問うことの重要性を世間に知らしめるきっかけとなることを期待します。(梅谷)

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