関西支部発

関西支部通信第48号(26年6月号)巻頭言

2026/07/21

 

京都市の熊野神社は「京都熊野神社」とも言われ、京都三熊野(その他は「熊野若王寺神社」と「新熊野神社」)の一つで京都三熊野の中で最古の神社です。熊野神社の東側の東大路通りを隔てた東側には聖護院八ツ橋の店舗があります。

京都熊野神社は、811年(弘仁2年)に修験道の始祖役小角(えんのおづぬ)十世僧日圓が国家護持のために紀州熊野大神を勧請した際に創建されました。熊野詣を度々行なっていた白河上皇にも崇敬されていたようです。

熊野神社は自然信仰の聖地であった熊野(紀伊国牟婁郡)に成立した熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)にルーツを持ち、熊野信仰は日本の神話や自然信仰と深く結びついています。熊野神社は全国に3000箇所以上もあります。

京都熊野神社は、紅葉で有名な「聖護院の森」の鎮守としても知られています。何度か火事にあい、境内も狭くこじんまりした京都熊野神社にも荘厳な気高さを感じずにはいられません。

古くから節分の日には京都熊野神社で「火の用心」のお札を受ける風習があり、多くの参拝者で賑わいます。(梅谷)

20260721.png熊野神社(京都市左京区)

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