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新しい「労ペン丸」が出航

2019/02/25

 

山田計一代表 植木隆司事務局長決まる

日本プレスセンターで、1月10日、開催された日本労働ペンクラブ2019年度定期総会(第39回)で、山田計一氏が新代表に選出されたほか、氣賀澤克己、森下一乗、麻生英明の3氏が代表代理、植木隆司氏が事務局長に就任するなど、新役員23人(再任8人、新任15人)の顔ぶれが決まった。労働ペンクラブは、2021年1月に、発足40年を迎える。この大きな節目に向けて、向こう2年間の労ペンの舵取りにあたる。山田新代表は、初代の矢加部勝美氏から数えて6代目となる。前代表の稲葉康生氏は、2013年から6年間、国際交流事業、国内見学、各種ヒアリングーなどにも、率先して参加し、労ペン活動をリードした。

新役員決定を受けて、早速、1月24日、第1回目の幹事会を開き、山田代表が、共同通信時代の労働記者としての活動や、東京家裁の調停委員として遺産分割や離婚調停にあたってきたことを披露、「体調はいまひとつの面もあるが、引き受けた以上、頑張りたい」と挨拶した。事務局長からは、「活動への会員参加が低調。高齢化の問題もあるが、活発化したい」との問題提起があった。さらに緊急課題として、組織事務全般のシステム化、ホームページの抜本的な見直し、ヒアリング等の企画活動のグレードアップ、関西支部との連携強化などの課題をあげ、全員で問題意識を共有した。新役員の目標として、①会員にとって魅力ある組織へ、②労働界にとって存在感のある組織へーの2点を確認した。このあと、担当任務を決めた。審議事項では、新入会費2万円の問題なども議論され、「高いとは思わない」「現役記者をリクルートするとなると、2万円は高いのではないか」などと活発な意見が出て、各幹事の意識の高さが垣間見えた。

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