労ペン賞

2022年度労ペン賞内定! 本賞は笹島芳雄会員・高木雄郷会員 、特別賞は成瀬健生会員

2023/01/16

 

22年11月24日に開催された幹事会で、本賞に笹島芳雄会員の「70 歳就業時代の雇用・賃金改革」(労働法令)、高木雄郷会員の「日本型共同決定制の構想」(明石書店)、特別賞に成瀬健生会員の「日本的経営の源流と発展」(「SDGs の経営学」(千倉書房)の第2章)に送られることが内定した。

笹島会員の著作は、70 歳までの就業の確保が求められる時代における雇用・賃金の在り方について考察した。高木氏の著作は、労使共同決定制度がすすむドイツやEU、北欧諸国の制度や事例を分析しつつ、日本型の労使共同決定制を提唱した。また、成瀬会員の著作は、「長期的視野に立った経営」と「人間中心の経営」という二つの特徴を持つ「日本的経営」が、SDG's(持続可能な発展)にふさわしいと論じた。本年の応募作は上記3点。

11月7日に開かれた労ペン賞選考委員会(小林良暢委員長)での選考の結果、いずれの著作も、多年にわたる知的蓄積に立って、多大の労を傾けて著述に打ち込んだもので労ペン賞にふさわしいと評価された。同月24日の幹事会で、この結果を小林委員長が報告。満場一致で承認され3作品の受賞が内定した。

来年1月13日、東京・神田錦町の「ちよだプラットフォームスクェア」5階で開催される定期総会での承認を経て、同日授賞式が行われる予定(保高睦美担当幹事)。

  
 

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