労ペン賞

労ペン賞応募作②

2019/11/25

 

〖自薦〗「労働運動の話」(日本リーダーズ協会発行・月刊「労政フーォラム」に掲載)

労働問題研究者 鳥居 徹夫執筆

本連載は、連合結成30年の前年度にあたる平成30年度に、日本リーダーズ協会の月刊「労政フォーラム」に、12回(2018年4月~2019年3月)にわたり連載したもので、いわば「平成30年度レポート」というものです。

これまで連合は、政党との関係など個々の場面でマスコミに注視されましたが、「政策の連合」と言われながらも、政策活動を基軸にした視点は、総合的に取り上げられてこなかったこともあり、本来の連合像がキチンと伝わってこなかったことも多くありました。

このような視点から本連載では、年史的な横軸ばかりではなく、政策活動を基軸にした視点から、連合の政策や運動を紹介するとともに、現在の活動に至った流れや、取り巻く環境や社会情勢も、わかりやすく記載できたと自負しています。

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〖自薦〗「ハラスメント」(労働法令刊)

労務管理教育センター理事長 君嶋 護男著

16年前に厚生労働省を退職した際、労働問題を裁判という切り口から眺めてみようと思い立ち、当初はセクハラを始め女性労働に関する裁判例を中心に収集整理し、その後、ハラスメント全般に手を広げて今日にいたっています。

ハラスメント関連の判決文を読んで整理することは、今や私の趣味といえるまでになっています。こうした私の「趣味」を知った出版社からの勧めもあって、十年ほど前にハラスメントに関する本を出版し、その後合計でハラスメント関連の本を7冊出版してきました。

これらは、いずれもセクハラやパワハラの裁判例を紹介しながら、その問題点について解説するもので、今回の応募作品は、これまでの裁判例全体を整理・分析し、できるだけわかりやすいように読み物風にしたものです。

今年はこれまで法的措置が講じてこられなかったパワハラについて初めて立法措置が講じられ、2020年4月から施行されることから、職場でどのようなパワハラが行われているか知るためには役立つものと考え、応募したところです。

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