2025/03/31
2025年度の労働遺産認定については、5月より本申請の受付を開始しますが、これに先立って、申請のためのマニュアル「労働遺産認定申請用セット」を近く労ペンホームページに掲載いたしますので、お目通しいただければ幸いです。また、本申請に先立って、「労働遺産に相応しいと思われる案件」について、会員のみなさまからの情報提供を募集いたします。4月20日締め切り予定です。
「労働遺産に相応しいと思われる案件」のご提案をいただき、労働遺産運営委員会が有望な候補と判断した場合には、提案者の方と労働遺産事務局とで今後の進め方をご相談させていただきます。提案者の方による申請作業がむずかしい場合には、労働遺産事務局がご協力もしくは提案者に代わって申請作業を行いますので、安心して情報提供をいただければ幸いです。
なお、今年度より、「労働遺産認定の要件」および「申請に際しての確認項目」について、認定範囲を拡大する方向で見直しが行われておりますので、ご留意ください。主な変更点としては、
- いわゆる負の遺産についても、後世への戒めとなったものについては認定対象とする。
- 無形の遺産については、当面、「歴史的な出来事」を後世に伝える活動で、今日も継続して実施されているものについて認定対象とする。
- もっぱら個人の功績に関するものであっても、個人崇拝につながるものでなければ認定対象とする。
- 歴史的な出来事が発生してから少なくとも半世紀以上を経た遺産について、認定対象とする。出来事が発生した当時に、意見の対立があったものについても、半世紀以上の経過を要件に認定対象とする。 以上です。
労働遺産認定事業に対する会員各位の積極的な参画をお願いいたします。
25年3月7日 労ペン幹事会