総会

挨拶

2019/03/29

 

会員相互の情報・研究の充実に向けて頑張る

昨今の労働問題のメーンテーマは、労働法制・労働行政に移っています。昨年6月に、高度プロフェッショナル制度、残業時間の罰則付き上限規制、同一労働同一賃金の促進などを盛り込んだ「働き方改革法」が成立しました。今、政省令、指導基準策定が焦点になっています。加えて、「インターネットを利用した請負労働者」が増えつつあり、さらに、4月からは、改正入管法が施行され、外国人労働者が急増する公算が大きくなっています。今後の日本社会のあり方、働き方に大きな影響を与えると思われます。

こうした大きな流れの中で、労働組合は右往左往するばかりで、社会的な存在感が薄いと言わざるを得ません。労働戦線統一は何だったのかと思ったりもしています。

さて、私が労ペンに加入したのは、2007年です。幹事として会報を担当しましたが、ほとんど活動歴のない会員だったのに、代表になってよいのかという思いは今もあります。ご迷惑をおかけすることが多いかと思いますが、出来る限り頑張ってみたいと思います。労働ペンクラブの運営に関しては、これから勉強しますが、当クラブには労働法制、労働行政・労働運動に知見豊かな方がたくさんおられます。アフター5やヒアリング、会報などを大いに活用して、会員相互の情報・研究の充実に資するためのお手伝いができればと思っています。

(山田計一代表)

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