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日本ILO協議会の海外労働調査団派遣のお知らせ

2023/12/25

 

日本ILO協議会は、24年3月17日から22日まで、タイ・バンコクに、「ディーセント・ワークを考えるタイ・バンコクツアーを実施します。募集人員は20人。参加希望者は24年1月26日までにILO協議会の担当にお申し込みください。


日本ILO協議会では、コロナ禍などの影響で3年にわたり中断していました海外社会労働事情調査団の派遣を再開し、2024年3月17日~22日の日程で「ディーセント・ワークを考えるタイ・バンコクツアー」を実施することと致しました。

タイは、ASEANの主要国として日本とのつながりが深く、日本企業の進出や観光客の往来も多い国です。また日本や東アジア諸国、イスラエルを含む中東諸国へ多くの労働者を送り出すとともに、ミャンマーやカンボジア、ラオスなどから多くの労働者を受け入れている国でもあります。特に日本が輸入している水産物加工などに従事する移住労働者の労働環境の問題はNHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられました。今回の調査団はタイ政労使や日系企業を訪問して労使関係・雇用事情を調査するとともに、NGOの移住労働者支援センターの活動を視察します。

またバンコクにはILOのアジア太平洋地域の活動を統括する地域総局が置かれており、総局長をはじめ日本人スタッフも活躍しています。アジア太平洋地域でのILOの活動全体についてブリーフィングを受けるとともに、日本人スタッフから国際機関でのキャリア形成の経験や苦労話を伺う交流も計画しています。

世界に目を向けることはグローバル社会の中でますます重要になっており、会員・賛助会員の皆様の積極的なご参加をお願いいたします。募集人員は20名ですが、学生・大学院生には10万円の助成制度もあります(5名上限で別紙参照方)。

調査団の日程・料金などの詳細は添付の募集案内をご覧ください。参加ご希望の方は添付の「申込用紙」にご記入の上、JAMトラベルサポートへお送りください。

またツアーの内容についてのお問い合わせは和田(ILO協議会での担当者)notice21@iloj.orgまでお願い致します。

ILO協議会 海外社会労働事情調査団 担当 和田茂

「ディーセント・ワークを考えるタイ・バンコクツアー」募集案内

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